沖縄ー琉球伝説
チュゥウガナビラ ♪ (訳:こんにちは)
今日は琉球や沖縄といった名前がどういった経緯で使われる様になったのかというお話です。
実は「琉球」の表記は『隋書』(7世紀)に「流求」とあるのが初めての紹介とされています。その後、「流鬼」(『新唐書』)「瑠求」(『元書』)などと様々に表記されていました
そしてやっと「琉球」に落ち着いたのは明時代以降の事です。
明以前の「琉球」が現在の沖縄を指していたかはよくわかっていません。
なぜならば台湾を指していたという説や、あるいは単に中国大陸の東方にある(日本以外の)島々を漠然と指していたという説などもあるからです。
沖縄では明との交易が始まった14世紀以降、自国の国号として「琉球」を用い、これが琉球王国が滅亡するまでの沖縄の名称でした。正式には「琉球國」となっています。
沖縄とは日本本土側の名称で、鑑真の伝記『唐大和上東征伝』(779年)の中に、「阿児奈波」の中で初めて紹介されました。
「沖縄」という文字自体は、新井白石の『南島誌』(1719年)が初出で、これは新井が長門本『平家物語』に出てくる「おきなは」に「沖縄」の字を当てて作ったと言われています。
琉球処分によって琉球王国が滅亡し、代わりに沖縄県が置かれたときに、沖縄が正式に採用されました。
なお、沖縄の人々がいう「ウチナー」とはオキナワの転訛であり、主として沖縄本島のことを指しているんですね。
ちなみに宮古島や石垣島などの離島の方たちも沖縄本島のことを「オキナワ」と呼びますよ。

